敬語の勉強って、必要?

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「先生(せんせい)、敬語(けいご)は必要(ひつよう)ですか?」
これは私(わたし)がいちばんよく聞(き)かれる質問(しつもん)です。

もちろん、必要(ひつよう)かどうかは人(ひと)によって違(ちが)います。
でも私(わたし)は、日本語(にほんご)学習(がくしゅう)者(しゃ)のほとんどは敬語(けいご)を勉強(べんきょう)する必要(ひつよう)はないと思(おも)っています。

理由(りゆう)①
日本人(にほんじん)も日常生活(にちじょうせいかつ)で敬語(けいご)を使(つか)う場面(ばめん)が少(すく)なく、苦手(にがて)としている人(ひと)が多(おお)いから、ほとんど見(み)たり聞(き)いたりすることがない

理由(りゆう)②
たとえ敬語(けいご)を勉強(べんきょう)したとしても、使(つか)う場面(ばめん)がごく限(かぎ)られているか、または使(つか)うチャンスがほとんどない

理由(りゆう)③
1つの表現(ひょうげん)にさまざまな種類(しゅるい)の敬語(けいご)があり、場面(ばめん)や相手(あいて)に応(おう)じて言葉(ことば)を選(えら)ばなければならないので覚(おぼ)えにくい

特(とく)に、③は多(おお)くの日本語(にほんご)学習者(がくしゅうしゃ)が敬語(けいご)の勉強(べんきょう)を難(むずか)しく感(かん)じる最大(さいだい)の原因(げんいん)ですね。


では逆(ぎゃく)に、敬語(けいご)を勉強(べんきょう)する必要(ひつよう)がある人(ひと)はどんな人(ひと)でしょうか。

・ホテルやレストランなどの接客業(せっきゃくぎょう)に就(つ)く人(ひと)
・営業職(えいぎょうしょく)の人(ひと)
・伝統(でんとう)的(てき)な厳(きび)しい上下関係(じょうげかんけい)があるような日系企業(にっけいきぎょう)で働(はたら)く人(ひと)

このような業界(ぎょうかい)で働(はたら)く人(ひと)は、その職場(しょくば)でそれぞれの仕事(しごと)の場面(ばめん)に合(あ)った敬語(けいご)を学(まな)ぶチャンスがあることが多(おお)いです。私(わたし)も大学生(だいがくせい)のとき、レストランでアルバイトをすることによって、多(おお)くの敬語(けいご)を使(つか)えるようになりました。


日本語(にほんご)の教科書(きょうかしょ)の最後(さいご)の方(ほう)(JLPT・N4レベル)に必(かなら)ず敬語(けいご)のセクションがありますね。だから、つい「え?! これ全部(ぜんぶ)、覚(おぼ)えるの?」って思(おも)ってしまいますが、大丈夫(だいじょうぶ)です。必要(ひつよう)な時(とき)に、その場(ば)に合(あ)った敬語(けいご)を覚(おぼ)えれば十分(じゅうぶん)です。日常生活(にちじょうせいかつ)に問題(もんだい)はありません。


あ、でも最後(さいご)に・・・。こんな人(ひと)は敬語(けいご)を勉強(べんきょう)してください。

”JLPTで満点(まんてん)を取(と)りたい人(じん)”

どうしてJLPTで敬語(けいご)の問題(もんだい)が出題(しゅつだい)されるんでしょうね…


※JLPT:日本語能力試験(にほんごのうりょくしけん)